Windowsの警告を回避する脆弱性が悪用、10月の更新で修正

マイクロソフトは
脆弱性の概要
- 対象
- Windows
- 悪用
- あり(確認済み)
- 影響
- ネットから来たファイルの警告を回避される
- 修正版
- 修正版あり
- 公表元
- Microsoft / JPCERT/CC
| 製品 | 対象の版 | 修正版 |
|---|---|---|
| Windows 11 24H2・25H2・26H2 | 10月の更新より前 | KB5127648 |
| Windows 11 26H1 | 10月の更新より前 | KB5127646 |
| Windows 11 23H2 | 10月の更新より前 | KB5126653 |
| Windows 10 22H2・21H2 | 10月の更新より前 | KB5126657 |
| Windows Server 2025 / 2022 / 2019 / 2016 | 10月の更新より前 | KB5126646 / KB5126655 / KB5126651 / KB5126868 |
| Microsoft Edge | 154.0.4258.62 より前 | 154.0.4258.62 |
やること
Windows のパソコンとサーバーに、10月の月例更新を当ててください。Windows Update で更新でき、Microsoft Update カタログからも入手できます。Microsoft Edge も 154.0.4258.62 以降に更新してください。
何が危ないのか
マイクロソフトは日本時間の10月13日深夜に、10月の月例更新を公開しました。この中の CVE-2026-96951 は、Windows シェルの欠陥です。マイクロソフトは、すでに悪用されていると公表しています。CVSS は 8.8 で、深刻度は「重要」です。
Windows には、インターネットから入手したファイルに印を付ける仕組みがあります。この印を「Web のマーク」と呼び、開くときの警告などに使われます。今回の欠陥を突かれると、この守りを回避されるおそれがあります。
マイクロソフトの説明では、攻撃者は細工したファイルをメールやメッセージで送ります。そのうえで、利用者にファイルを開かせたり、リンクを押させたりする必要があります。利用者が操作しなければ攻撃は成立しません。
JPCERT/CC も10月14日に注意喚起を出し、更新の適用を呼びかけています。
対象
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2012 R2 から 2025 までの各版が対象です。マイクロソフトは10月26日に、Microsoft Edge も対象に加えました。版ごとの更新番号は上の表のとおりです。
自社で確かめること
- 更新が当たっているか確かめる設定の Windows Update で、10月の更新が入っているかを見てください。再起動待ちのまま止まっているパソコンがないかも確認します。
- Edge の版を確かめるマイクロソフトは10月26日に Edge を対象に加えました。Edge の設定にあるバージョン情報で 154.0.4258.62 以降になっているかを見てください。
- 添付ファイルの扱いを周知する今回の攻撃は、細工したファイルを利用者に開かせる形です。心当たりのない添付ファイルやリンクは開かないよう、社内に改めて伝えてください。



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