東京都水道局の委託先社員が電車に鞄を置き忘れ、84軒分の書類紛失

東京都水道局は、
この事故の概要
流出の恐れがある件数84軒分
- 公表日
- 2026年10月26日
- 組織
- 東京都水道局(自治体・公共)
- 原因
- 委託先社員が書類入りの鞄を電車内に置き忘れ
- 漏れた情報
- 氏名、住所、電話番号、対応記録
- 発覚
- 2026年10月20日
何が起きたのか
東京都水道局は、2026年10月26日、多摩地区の家屋損害調査の委託契約で、個人情報の紛失が起きたと公表しました。
調査を受託した会社の社員が、個人情報の書かれた書類などを入れた鞄を、電車の中に置き忘れました。10月20日に東京メトロ東西線の九段下駅から乗り、中野駅で降りたあとに鞄がないことに気づきました。
社員はその日のうちに鉄道各社の忘れ物センターに問い合わせました。21日には警察署に遺失物の届けを出し、22日にも再び問い合わせています。受託した会社から水道局へ報告があったのは22日です。
漏れた情報
書類には、調査の対象だった84軒分の、氏名、住所、電話番号、対応の記録が書かれていました。公表の時点で、二次被害は確認されていません。
都の対応
水道局は、報告を受けてすぐに対象のお客さまに電話をかけ、つながった人に謝りました。23日からは、職員が一軒ずつ訪ねて謝罪と説明をしています。
再発防止として、受託した会社に個人情報を厳しく管理するよう改めて指導するとしています。あわせて、都の職員にも、個人情報の扱いの基準を守ることと、委託先の管理を徹底することを指示しました。
中小企業が学べること
この件では、紛失から都への報告まで2日かかっています。委託先で起きた事故を早く知るには、報告の期限と連絡先を前もって決めておくことが役に立ちます。紙の書類を持ち歩く業務では、持ち出す量そのものを減らすことも有効です。
自社で確かめること
- 持ち出してよい書類の決まり顧客の名簿や調査票を社外へ持ち出すときの決まり(持ち出す量、記録、持ち帰りの確認)があるかを見直します。
- 委託先への報告の期限委託先で紛失や誤送信が起きたとき、何時間以内に誰へ知らせるかを契約や手順書で決めておきます。
- 紙を減らす訪問や調査で使う書類を、必要な項目だけに絞れないかを検討します。端末で見る場合は、端末の鍵と遠隔での消去を設定します。



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