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漏洩情報

かたしな高原、メール配信の委託先経由で偽メール 253人分閲覧の恐れ

サイバーセキュリティ情報センター 編集部

かたしな高原を運営する大都開発は、メールマガジンの配信サービスが不正ログインされ、約3万800件に偽メールが送られたと公表しました。253人の名前とメールアドレスが見られた恐れがあります。

この事故の概要

流出の恐れがある件数253人(閲覧の恐れ)
公表日
2026年10月30日
組織
大都開発株式会社(かたしな高原)(サービス)
原因
メール配信サービス会社の管理用アカウントでの不正ログイン
漏れた情報
メールアドレス、氏名(登録している場合)
発覚
2026年10月24日

何が起きたのか

かたしな高原を運営する大都開発は、2026年10月30日、メールマガジンの配信に使っていた外部サービスが悪用された件の調査結果を公表しました。第一報は10月25日に出しています。

使っていたのは、イグレックス社のメール配信サービスです。同社のサーバーが不正アクセスを受け、同社の管理用アカウントの情報が盗まれました。その情報を使って、10月24日の4時41分ごろに大都開発の配信環境へ不正にログインされました。

同じ日の8時から15時54分までに、偽のメール(フィッシングメール)が3回送られました。送り先は約3万800件のメールアドレスです。16時30分に、配信サービス側がサーバーを止めました。

大都開発が自社で管理する顧客管理システムやホームページ、予約システムには、不正なアクセスは見つかっていません。

漏れた情報

不正ログインの間に、登録者の一覧画面が見られていました。そこに表示されていた253人のメールアドレスと名前(登録している場合)が、第三者に見られた恐れがあります。持ち出しの記録はありませんが、ないとも言い切れないとしています。住所や電話番号、カード情報は含まれていません。

会社の対応

メールマガジンの配信は止めたままです。対象の253人には10月30日にメールで連絡しました。個人情報保護委員会へ報告し、警察にも相談しています。

再発防止として、自社システムの管理者パスワードの変更と二段階認証の徹底、なりすまし対策の強化、外部サービスの選び方の見直しなどを挙げています。

自社で確かめること

  1. 使っている外部サービスの一覧メール配信や予約、顧客管理など、顧客の情報を預けている外部サービスを書き出します。各サービスの事故の連絡先も控えておきます。
  2. 管理画面の二段階認証自社で使う外部サービスの管理画面に、二段階認証(パスワードに加えて確認コードを使う仕組み)を設定しているかを確かめます。
  3. 自社の名前を使った偽メール対策自社ドメインのなりすましを防ぐ設定(SPF・DKIM・DMARC)が入っているかを、メールの管理者に確認します。
自社で確かめるのが難しい場合はCyberScope のセキュリティ診断(3万円から)

出典

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