東急不動産の事業サイトに不正アクセス、4,082件流出の可能性

東急
この事故の概要
流出の恐れがある件数4,082件
- 公表日
- 2026年10月30日
- 組織
- 東急不動産株式会社(その他)
- 原因
- WordPress等の脆弱性とサーバーの権限設定不備
- 漏れた情報
- 会社名、部署名、氏名、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容など
- 発覚
- 2026年10月19日
何が起きたのか
東急不動産は、2026年10月30日、同社が管理する一部のウェブサイトが第三者から不正アクセスを受けたと公表しました。対象のサイトは、AWS上の共同のサーバー環境で動いていました。
同社によると、原因は2つあります。1つは、サイトの作成や運用に使っていたWordPressなどのコンテンツ管理システム(サイトを更新するためのソフト)の脆弱性です。もう1つは、サーバー内のアクセス権限の設定不備です。攻撃者はこの両方を突いたとしています。
記録を調べても、実際に情報が持ち出されたかは特定できていません。そのため、流出の可能性があるものとして対応しています。
漏れた情報
対象は2つのサイトで、合わせて4,082件です。
- 「GREEN CROSS PARK 公式サイト」の会員登録情報 4,079件(会社名、部署名、氏名、メールアドレス、電話番号、関心のあるプロジェクトなど)
- 「GREENUP Cooldown Project 公式サイト」の問い合わせ情報 3件(会社名、氏名、フリガナ、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容)
会社の対応
不正アクセスが分かった10月19日に、対象のサイトを止めました。翌日以降、サーバー全体の権限を見直し、ソフトを修正してから順に再開しています。10月28日に個人情報保護委員会などへ報告し、30日から対象者に個別に連絡しています。
今後は、サイトの構築と管理の決まりを見直し、ソフトの定期点検とセキュリティ監査を行うとしています。
中小企業が学べること
事業ごとに作った小さなサイトは、公開後の保守が手薄になりがちです。件数が少なくても、問い合わせフォームの情報は漏えいの対象になります。
自社で確かめること
- キャンペーンサイトの棚卸し事業やイベントのために作った小さなサイトを含め、自社名義で動いているサイトを書き出します。使い終わったサイトは閉じます。
- WordPressとプラグインの更新本体とプラグインが最新の版か、保守を誰が受け持っているかを制作会社と確かめます。
- フォームの情報がサーバーに残っていないか問い合わせフォームの内容がサーバーに溜まり続けていないかを確認します。不要なデータは消します。



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