黒金化成、1年前のランサムウェアで取引先・応募者の情報漏えいの恐れ

黒金化成は、
この事故の概要
- 公表日
- 2026年10月28日
- 組織
- 黒金化成株式会社(製造)
- 原因
- 海外からとみられる不正アクセスとランサムウェア
- 漏れた情報
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、役職名、所属部署名
- 発覚
- 2025年10月
何が起きたのか
有機合成化学の受託合成・製造を手がける黒金化成(名古屋市)は、2026年10月28日、2025年10月に受けたランサムウェア攻撃で、個人情報が漏れた、または漏れた恐れがあると公表しました。ランサムウェアは、データを暗号化して使えなくするウイルスです。
2025年10月16日、同社の複数の拠点で、社内ネットワークとインターネットにつながらなくなりました。外部の専門家が調べたところ、一部のサーバーに海外からとみられる不正アクセスの跡がありました。その後、ランサムウェアの攻撃だったと分かりました。業務システムやメールも使えなくなりました。
漏れた情報
漏れた可能性があるのは、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、役職名、所属している(していた)部署名です。対象には、取引先の担当者、役員、従業員のほか、求人に応募した人も含まれます。マイナンバーなどの特定個人情報は含まれていません。人数は公表されていません。
会社の対応
同社は、対象者に書面などで個別に知らせてきました。ただ、退職や異動、引っ越しで連絡が取れない人がいます。そのため、個人情報保護法の定める本人通知の代わりの手段として、今回のお知らせを出しました。
再発防止として、端末とサーバーの初期化、全員のIDとパスワードの変更と多要素認証の導入、端末やサーバーを見張る監視サービスの導入、データの暗号化とバックアップの強化、危険なサイトへの接続を防ぐ仕組みの導入、社内教育を行ったとしています。
自社で確かめること
- 退職者や応募者の連絡先漏えい時に本人へ知らせる必要がある相手の連絡先を、どこまで把握しているかを確かめます。不要になった応募者情報は期限を決めて消します。
- IDとパスワードだけで入れないか社内システムやメールに、多要素認証(パスワードに加えて別の確認を求める仕組み)を設定しているかを確認します。
- 異常に気づく仕組みパソコンやサーバー、ファイアウォールの異常を、誰がどう見張っているかを確かめます。社内で難しければ外部の監視サービスも検討します。



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