静岡駅前の地下駐車場、紛失届の流出恐れ 買い取りを求める電話

静岡市は、
この事故の概要
- 公表日
- 2026年10月24日
- 組織
- 静岡市(自治体・公共)
- 原因
- 駐車券紛失届の所在が不明、拾ったとする人物が買い取りを要求
- 漏れた情報
- 氏名、住所、電話番号、運転免許証番号、車種
- 発覚
- 2026年10月23日
何が起きたのか
静岡市は2026年10月24日、市が設置する静岡駅前地下駐車場(エキパ)で個人情報が外部に流出した恐れがあると公表しました。
10月23日の16時50分ごろ、駐車場の管理業務を受託する事業者に電話がありました。相手は駐車券紛失届を約300枚拾ったと話して書類の買い取りを求め、2人分の氏名、住所、電話番号、運転免許証番号などを読み上げました。その後の電話では、個人情報を広めることをほのめかす発言もありました。
市と受託者は24日に書類の保管状況を確かめましたが、相手が示した日付の書類は見つかっていません。読み上げられた2人については、その日に駐車券の紛失があったことが業務日報で確認できました。市は、これらの状況から、書類に書かれた個人情報が外部に流出した恐れがあると判断し、調査を進めています。
漏れた情報
対象は「駐車券紛失届兼再発行願」です。駐車券をなくした利用者が係員に出す書類で、氏名、住所、電話番号、運転免許証番号、車種が書かれている可能性があります。
人数と件数は不明です。相手は約300枚と話していますが、実際の枚数は確認できていません。
流出が確かめられたわけではなく、公表の見出しも「漏えいのおそれ」です。書類の所在と、外部に出たかどうかは、調査の途中です。
市の対応
市は警察に相談しています。受託者と協力して書類の所在と外部流出の可能性を調べ、個人情報を含む書類の保管と廃棄の方法を確認して、再発防止を進めるとしています。新たな事実が分かれば、改めて知らせます。
利用者には、心当たりがあれば、不審な電話や郵便物、身に覚えのない本人確認や契約の連絡に注意するよう呼びかけています。この件に関して不審な連絡があった場合の連絡先は、市の都市局の担当課(交通政策課)です。
中小企業が学べること
窓口で受け取る紙の届出にも、免許証番号のような重い情報が書かれていることがあります。次の3点を決めておくと、事故のときに範囲を早く絞れます。
- 届出の保管場所、保管する期間、廃棄の手順。あわせて、何を書いてもらっているかも見直します。たとえば免許証番号が本当に要るのかを考えます
- 個人情報の書かれた紙を、日付ごとに束ねて記録する方法。なくなったときに、枚数と日付の範囲を後から確かめられます。この件でも、相手が示した日付の書類が保管の中に見つかるかどうかが、確認の中心になりました
- 買い取りや公開をほのめかす連絡を受けたときの対応。応じずに記録を残し、誰へ知らせて警察に相談するかを決めておきます
この件で市と受託者は、相手が読み上げた2人分の内容を、業務日報の記録と照らして確かめています。日々の記録が残っていれば、連絡の内容と照らし合わせる材料になります。
自社で確かめること
- 紙の届出の保管と廃棄窓口で受け取る届出の保管場所、保管する期間、廃棄の手順を決めます。何を書いてもらっているかも見直します。
- 枚数を後から数えられるか個人情報の書かれた紙は日付ごとに束ねて記録し、なくなったときに枚数を確かめられるようにしておきます。
- 脅しの連絡を受けたとき買い取りや公開をほのめかす連絡を受けたら、応じずに記録を残します。誰へ知らせて警察に相談するかを決めておきます。



コメント 0
まだコメントはありません。