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脆弱性情報

WikiツールGROWIに脆弱性3件、権限のないページを読まれるおそれ

サイバーセキュリティ情報センター 編集部

国産の Wiki ツール GROWI に、閲覧権限のないページを読まれたり、閲覧だけの人に下書きを書き換えられたりする脆弱性が見つかりました。v8.0.7 で修正されています。悪用の報告は公表されていません。

脆弱性の概要

注意CVSS6.9
対象
Wikiツール
悪用
確認されていない
影響
権限のないページを読まれる、下書きを書き換えられる
修正版
修正版あり
公表元
GROWI / JVN
影響を受ける製品
製品対象のバージョン修正版
GROWI(ページ表示・コメント)v3.2.10〜v8.0.6v8.0.7
GROWI(タグ更新・ページ更新 API)v4.5.5〜v8.0.6v8.0.7
GROWI(同時編集)v7.0.0〜v8.0.6v8.0.7

やること

GROWI はチームで文書を共有する Wiki のツールで、利用者が自社のサーバーやクラウドに入れて使えます。v8.0.7 以降へ更新してください。

すぐに更新できない場合は、管理画面のセキュリティ設定でゲストアクセスを「拒否」にしてください。未ログインのゲストによる書き換えを防げます。ゲストが見られるページの下書きは、保存する前に内容を確かめてください。

何が危ないのか

GROWI と JVN は10月27日に脆弱性3件を公表しました。

  • CVE-2026-105272 はページ表示とコメントの欠陥です。ログインできる人が閲覧権限のないページの本文やコメントを取得できます
  • CVE-2026-109848 はタグ更新とページ更新の API の欠陥です。閲覧権限のないページの本文を、自分が編集できるページへ保存できます
  • CVE-2026-115624 は同時編集の欠陥です。閲覧だけを許された人やゲスト、承認待ち・停止中・招待中の人が、ページの下書きを書き換えられます

3件のうち最も高い CVSS は CVE-2026-115624 の v4.0 で 6.9 です。書き換えられた下書きは、正規のユーザーが開いて保存すると、そのユーザーの名前で履歴に残ります。

GROWI は10月5日にも CVE-2026-100727 を公表しました。ファイルの保存先が「Local」の場合に、ログインなしで非公開ページの添付ファイルなどを読まれるおそれがあります。これは v7.5.5 で修正されています。

開発元と JVN の公表に悪用の記載はありません。

対象

対象のバージョンは上の表のとおりです。同時編集の欠陥は、ゲストアクセスが「閲覧のみ」の場合などに影響します。

自社で確かめること

  1. バージョンを確かめる自社で動かしている GROWI が v8.0.7 以降かを確認してください。
  2. ゲストアクセスの設定を見るゲストアクセスを「閲覧のみ」にしている場合は、更新するまで「拒否」にすることを検討してください。
  3. ファイルの保存先を確かめるファイルアップロードの設定が「Local」の場合は、10月5日に公表された脆弱性の対象にもなります。
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出典

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