WordPress本体の更新処理に脆弱性、悪用を確認

WordPress 本体の
脆弱性の概要
- 対象
- WordPress
- 悪用
- あり(確認済み)
- 影響
- 更新の途中に外からコードを実行される
- 修正版
- 修正版あり
- 公表元
- WordPress / CISA
| 製品 | 対象のバージョン | 修正版 |
|---|---|---|
| WordPress 7.1系 | 7.1.0〜7.1.3 | 7.1.4 |
| WordPress 7.0系 | 7.0.0〜7.0.7 | 7.0.8 |
| WordPress 6.9系 | 6.9.0〜6.9.10 | 6.9.11 |
| WordPress 6.8系 | 6.8.0〜6.8.11 | 6.8.12 |
| WordPress 4.7〜6.7系 | 各系統の修正版より前 | 6.7.11 から 4.7.39 まで各系統に修正版あり |
やること
WordPress は Web サイトを作るための代表的なソフトです。本体が次の修正版以降になっているかを確かめてください。
- 7.1系は 7.1.4、7.0系は 7.0.8、6.9系は 6.9.11 です
- さらに古い系統にも、4.7系の 4.7.39 まで修正版が出ています
- 4.6 以前にはセキュリティ更新が出ません。新しいバージョンへ移ってください
何が危ないのか
WordPress は10月28日にセキュリティ更新の 7.1.4 を公開しました。資料によると、7.0系と 6.9系は修正された22件すべての影響を受けます。
この中で悪用が確認されたのが CVE-2026-119977 です。本体を完全なパッケージで更新する間、新しいファイルが Web からアクセスできる予測しやすい場所に置かれます。攻撃者がこの短い間に割り込むと、ログインなしでサーバー上のコードを実行できるおそれがあります。
CVE を割り当てた Wordfence の評価では、CVSS は v3.1 で 8.1 です。WordPress 自身の勧告は深刻度を「低」としています。攻撃者は更新のごく短い間に割り込む必要があります。
米国の CISA は11月3日に、悪用が確認された脆弱性の一覧に載せました。Wordfence の観測を伝える SecurityWeek の記事によると、攻撃の試みは修正の公開から数時間で始まり、防御ルールの配信から21時間で1万8,500件を超える要求が記録されています。その記事の時点で、侵入に成功した例は報告されていません。
対象
対象は 4.7 から 7.1.3 までの、各系統の修正版より前のバージョンです。修正の詳しい内容は WordPress の資料で確かめられます。
自社で確かめること
- 本体のバージョンを確かめるWordPress の管理画面で、本体が上の表の修正版以降かを確認してください。保守を委託している場合は委託先に問い合わせてください。
- 忘れられたサイトを洗い出すキャンペーン用のサイトや古いブログなど、更新していない WordPress が残っていないかを調べてください。
- 自動更新の設定を確かめる自動更新が有効なサイトでは、更新が自動で始まります。無効にしている場合は手作業で更新してください。



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