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脆弱性情報

TP-Link RE305 v3に脆弱性、LAN内から乗っ取りのおそれ

サイバーセキュリティ情報センター 編集部

TP-Link の Wi-Fi 中継機 RE305 v3 に、同じ LAN の中からログインなしで root 権限のコマンドを実行される脆弱性などが見つかりました。ルーター Archer C7 v5 も一部が対象で、修正版が出ています。

脆弱性の概要

重要CVSS8.7
対象
Wi-Fi中継機
悪用
確認されていない
影響
LAN の中から機器を操作される
修正版
修正版あり
公表元
TP-Link
影響を受ける製品
製品対象のバージョン修正版
RE305 v3修正版より前1.1.8 Build 20260921 Rel. 42853
Archer C7 v5修正版より前1.3.1 Build 20260821 Rel. 41256

やること

RE305 は Wi-Fi の届く範囲を広げる中継機、Archer C7 はルーターです。TP-Link のサポートページから、次のファームウェアへ更新してください。

  • RE305 v3 は 1.1.8 Build 20260921 Rel. 42853 です
  • Archer C7 v5 は 1.3.1 Build 20260821 Rel. 41256 です

ハードウェアのバージョンが違う機種は、この案内の対象ではありません。

何が危ないのか

TP-Link はこの2機種の脆弱性6件を案内しています。案内の更新日は10月29日です。

最も深刻なのは CVE-2026-102814 で、RE305 v3 だけが対象です。TDDP v2 という診断用のサービスで、暗号の鍵が固定されています。同じ LAN の中の攻撃者はログインなしで root 権限(機器の最高権限)のコマンドを実行できるおそれがあります。CVSS は v4.0 で 8.7 です。

2機種に共通する脆弱性は2件あります。

  • CVE-2026-18330 は Web のログインに使う秘密鍵が複数の機器で同じという欠陥で、HTTP のログインを傍受されると、管理者パスワードが漏れるおそれがあります
  • CVE-2026-102812 は設定のバックアップの暗号の鍵が固定されている欠陥で、ファイルを入手されると、管理者パスワードや Wi-Fi の認証情報が漏れるおそれがあります

これらの CVSS は v4.0 で 6.9 までです。案内に悪用の記載はありません。

対象

対象は RE305 v3 と Archer C7 v5 です。RE305 v3 には管理者パスワードのリセットを悪用される欠陥など、ほかに3件があります。

自社で確かめること

  1. 機種とハードウェアのバージョンを確かめる社内に RE305 と Archer C7 がないかを確認してください。対象は RE305 の v3 と Archer C7 の v5 です。
  2. 来客用の Wi-Fi を分ける主な脆弱性は同じ LAN の中から使われます。来客や私物の端末が社内の機器と同じネットワークに入らないようにしてください。
  3. 設定のバックアップの扱いに注意するバックアップの暗号の鍵が固定でした。古いバックアップファイルを人に渡さず、保管場所を絞ってください。
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出典

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