福岡ひびき信金を装う「情報流出のお詫び」メール 送信元も偽装

福岡ひびき信用金庫は、
何が起きたのか
福岡ひびき信用金庫は2026年11月2日、同金庫を装う不審なメールに注意するよう呼びかけました。同金庫のドメイン(@fukuokahibiki.co.jp)を不正に使い、送信元を同金庫のアドレスに見せかけています。
件名は「fukuokahibiki.co.jp お客様の個人情報流出に関する緊急のお知らせとお詫び」などです。本文には、サーバーへの不正アクセスで個人情報が流出した可能性があること、アカウントを一時的に制限していることが書かれています。同金庫は、この内容がお客さまの不安をあおるものだとしています。
同金庫はこのようなメールを送ったことはないとし、先に行った「ひびしんアプリ」のメンテナンスとも関係がないと説明しています。お知らせの中に、同金庫で実際に流出が起きたという記載はありません。
金庫がメールで求めないこと
同金庫は次のことをメールで求めることはないとしています。
- 氏名、住所、電話番号などの入力や確認
- ログインパスワード、ネットバンキングのIDとパスワード、キャッシュカードの暗証番号の入力や確認
- クレジットカード情報の入力や確認
受け取ったとき
リンクを開かず、返信もせずに削除してください。開いたり返信したりすると、お金の被害やウイルス感染につながる恐れがあります。
リンク先でIDやパスワードを入力した場合は、すぐにパスワードを変え、同金庫へ連絡してください。連絡先は同金庫の営業統括部です。
この例では送信元の表示が本物のドメインになっています。表示だけで本物と判断することはできません。取引先の金融機関から、このような「流出のお詫び」のメールが届いたときは、登録済みのアプリや公式サイトで、同じ内容のお知らせが出ているかを確かめます。メール内のリンクは使いません。
自社で手を動かすところ
- 取引先の金融機関からのメールでも、リンクを開かずに確認する手順を、経理担当者と決めておく
- ネットバンキングのIDやパスワードを入力してしまったとき、誰がパスワードを変え、どの窓口へ連絡するかを決めておく
- 自社のドメインが同じように使われないよう、DMARC の設定状況を管理者に確認する。進め方は自社の名前で偽メールを送らせない DMARCの始め方にあります
自社で確かめること
- 送信元の表示だけで判断しない取引先の金融機関からのメールでも、リンクを開かず、登録済みのアプリや公式サイトから確認することを社内で決めます。
- 自社ドメインのなりすまし対策自社のドメインを名乗る偽メールを受信側で止められるよう、DMARCが設定されているかを管理者に確認します。
- 入力してしまったときの連絡先IDやパスワードを入力した場合に、誰がパスワードを変え、どの窓口へ連絡するかを決めておきます。



コメント 0
まだコメントはありません。